可逆圧縮フォーマットについて

最近(でもないが)、可逆圧縮フォーマットが注目を集めている。
有名どころでは、FLAC、Monkey's Audio、Apple Lossless。特に最後のApple LosslessiPodが対応したこともあって、今後一気に普及する可能性が出てきたと思われる。
ところで、可逆圧縮について調べたら次のような文章を見つけた。

これによって、近い将来 APE を動画の音声成分として使うことが可能になると見られる。
(中略)
完全にロスレス(無損失)でオリジナルの音質を保存し、WAVに比べて40〜60%のサイズになるAPEは、画像の圧縮は手を抜いて軽くしてでも音にこだわりたいクラシック音楽の演奏会のような動画で需要があるかもしれない。
(中略)
音がメインで画像がオマケのような動画なら、音にビットをまわすのは、もっともな選択だ。

こういう発想は自分にはなかったですね。自分は普段は160kbpsくらいのMP3で十分と思っているのですが、クラシックやバイオリンの伝説の名演奏などの音源だったら可逆圧縮で残したいという需要も理解できる。そういう音源をアーカイブしておくのに可逆圧縮というのは本命になっていくのかも。