社内文書共有手段としてのWikiとblog

社内で文章を共有する手段として、blogとかWikiとかが有効なんじゃないかと思っている。
今、うちのグループではサイボウズによるグループウェア利用が結構うまく回っていて、情報を共有するのに社内ネットワークのシステムを使うという文化はそこそこ根付いているのかなと思います。最近では結構当たり前のことかもしれませんが。
で、今は文章や資料を共有する手段として社内のWindowsネットワーク内にあるファイルサーバを使っています。打ち合わせの資料などはパワーポイントやワードで作ることが多いので、文章を共有する手段としては特に問題はないかもしれません。また、普通の文章をメールに書いて部署全体のメーリングリストに流せば、大体の人が読むので新しい仕組みを無理に導入する必要はないかもしれません。
ただ、チームでディスカッションしてそれぞれが、ちょこちょこ更新していく必要のある文章などでは、もうちょっとうまい仕組みを導入できないかなと思っています。
文章共有ということで思いつくのがWikiとblogです。

MovableTypeについては会社で使えるかどうかは微妙ですが・・・

ほかにもコミュニティサイト構築ツールとしてXOOPSなんてのもありますね。

週報や日報の共有ならばblogが一番いいと思うのですが、チームで共通の文章を作り上げるというのをイメージしているので、blogだとちょっと不向きかなと思っています。その点だと、Wikiなのですが、いかんせんWikiは文法を覚えるのがかなり大変な気がします。それを乗り越えれば、そこそこのツールとなりえるのですが、社内全員にその文法を覚えろというのも酷。
たとえば、フロアが離れている部署なんかだと、こういうツールを使う意義というのも説明しやすいのですが、1週間に1回は顔をつき合わせているチームでこういうツールがどのくらい生きてくるのかは、かなり未知数な気がします。全員が高い意識を持って使ってくれればいいと思うのですが、本業の忙しさや興味などから、皆が皆熱心に使ってくれるかどうかは結構微妙な気がします。自分の研究室でPukiWikiを使った経験から言うと、こういうツールというのは、よっぽどうまく啓蒙しないと、書く人と書かない人がくっきりわかれてしまうのも事実。
また、現在でもグループウェアがあるのに、やれWikiだ、やれblogだという感じで、社員が使うべきツールが増えてくるってのはどうなんでしょうかね。こういう意味ではblogの簡単さはいいのですが、仕組みとしてはWikiの方がほしいんだよなぁ。
と、徒然に書いてみましたが、みなさんの会社でこういうような文章共有ツールってつかってますかね?ご意見、コメントお待ちしております。