三菱自動車が元経営陣を提訴

三菱自動車の欠陥車問題で、同社は２９日、過去のリコール隠し問題を放置し巨額の損害を発生させたなどとして、河添克彦元社長（６８）や宇佐美隆元副社長（６５）ら旧経営陣７人を相手取り、総額１１億３５００万円の退職金返還を求める訴えを東京地裁に起こした。同社はこれまで７人に返還を求めてきたが、交渉がまとまらず、提訴に踏み切ったという。

不祥事が起こったときに、あ〜あその時の社長は運が悪いな〜と思っている人はいると思うけれども、経営陣をさかのぼって提訴するってのは凄いですね。
まぁ、その時の企業文化や風土を作り上げた責任ってのは、その時の経営陣だけじゃなくてその前の経営陣にも問題があろうかとは思いますが。
「7つの習慣」曰く、「流れを変えることの出来る人間になれ！」だそうだ。日本風に言えば「輪廻を断ち切ることの出来る人間になれ！」ということなんだろう。
企業文化をより良く変えるってのは大変なことだが、それを成し遂げた人は真に優れた経営者なんだろう。日産のゴーンのように。

7つの習慣―成功には原則があった