新・電子立国での表計算ソフト「ビジカルク」の話

先ほど、YouTubeで世界初の表計算ソフト、「ビジカルク」の話を見ました。
YouTubeで「ビジカルク」で検索すると出てきます。

「ビジカルク」ってのは1979年に発売された、Apple IIで動作した表計算ソフトです。
販売された時はフロッピーディスクで動作した、ってのが時代を感じさせますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc


今では、Excelで当然のように表計算ソフトの恩恵を受けていますが、文字通り世界を変えた画期的なソフトであった、ということは疑いもありません。

この映像の中で特徴的だったのが、ロータス1-2-3表計算ソフト市場を奪われたことを話す時のダニエルブルックリンについてです。
表計算ソフト市場を奪われたにも関わらず、ロータス1-2-3を見た時の感動を素直に話し、「これは売れるソフトになるぞ」と思ったそうです。

ロータス1-2-3で自分たちのアイデアが盗まれた、と思うよりも純粋に世の中を変えて行くコンピュータソフトウェアといったことについて興味があるように見えました。
まさに、一流のソフトウェア開発者の態度といった印象を受けました。願わくば自分もああなりたいものです*1

*1:といいつつも、Wikipediaの記事によれば莫大な特許料を逃しているようですね。