真・女神転生III クリア
先ほどクリアしました。
クリアレベルは82、メンバーは女神ラクシュミ、魔王アルシエル、魔人マザーハーロット。
クリアエンディングはGOOD ENDと呼ばれている先生END。
結末には、かなーり納得いかないものがあったが、まだマニアクスの追加エンディングがあるのでそちらに期待しつつ、続けることにします。
簡単なレビューをしたいと思います。ちなみに、私はPS2のRPGをクリアしたのは初めてです。
- プレスターンシステム
敵の弱点を付いた行動やクリティカルヒットでこちらの行動回数が増えるプレスターンシステム。これはなかなかよかったと思います。ボス悪魔の弱点を調べて、悪魔を作っていくと楽に勝てるというバランスが絶妙だったと思います。ただ、あるカグツチの状態でかならずクリティカルになる静天の会心が強すぎという気はしましたけどね。
- グラフィック
今まで悪魔が2Dだったので、3Dになることに不安があったのですが、今までの悪魔のイメージを昇華してくれる出来になっています。特に動きにバリエーションが増えたことで、悪魔の特徴付けがより豊かになったと思います。今まで3Dの表現には否定的だったのですが、このゲームをやって考えが変わりました。
- シナリオ
シナリオは真1にかなり近い物があると思います。創世を目指す3つの勢力(コトワリ)があって、ラストダンジョンを征服するためにそれぞれの勢力が終結するといったあたりは、真1のガイアとメシアにそっくりです。なので、真1のシナリオが好きだった人なら、あまり問題なく受け入れられるのではと思います。
ただ、キャラクターの性格づけといった点で真3は失敗しているような気がします。各コトワリの頂点に立つ主人公の友人がイメージに合わないです。最初の導入のシーンでやりようがあったんじゃないかなと思うのですが。この点、真1のロウヒーロ、カオスヒーロの方が良いです。
まだ、マニアクスの追加エンドがこれからなので、そっちには期待できそうですけどね。
- 悪魔合体システム
3神合体はなくなったものの、イケニエ合体という3つの悪魔を使った合体があるので、悪魔合体の面白さは健在です。特に今作品はスキル継承の自由度がかなり高いので、好きな悪魔に好きなスキルを継承させることが可能です。戦略性という意味では上がったもの、悪魔毎の個性が弱まったかなという印象です。ここは、トレードオフなので仕方ないかなという気もします。
- 悪魔との会話
本ゲームで一番残念だったのが、悪魔との会話です。会話が始まった瞬間、仲間になるために金品をあげたりという話に移行してしまうのが残念です。そこに行くまでの会話を楽しむのが、メガテンの会話の醍醐味だったのにその点がすっぱりカットされてしまっている。カットする理由がイマイチわからないだけに、会話がカットされたのはかなり残念ですね。
- レベルアップシステム
真3は、レベルアップする度に新しいスキルを覚えていくのですが、覚えておけるスキルは8つまでという制限があり、必要ないと思ったスキルは捨てていくというシステムになってます。捨てたスキルは二度と戻ってこない一期一会なシステムです。ゲーム序盤から最後まで毎回のレベルアップで取捨選択を迫られるので、ドラクエみたいにスキルをコンプリートするゲームが好きな人にとっては嫌なシステムかもしれません。しかし、非常に限られた制限の中でやりくりするので、プレイヤーの個性が非常に強く出るシステムになっているのは面白いと思います。これは好みが出るシステムなのではないかと思います。
- 総括
色々見てきましたが、総合的に見れば面白くオススメです。特に、真1が好きだったという人はやったほうがいいと思います。
しかし、久しぶりにRPGやって、RPGってものすごく時間を食うなと改めて思いました。逆転裁判くらいのボリュームが個人的にはちょうどいいです。多分社会人になったら、やらなくなるだろうなと思います。