九州大学病院が携帯電話の使用を解禁

西日本新聞の記事(http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040327/news001.html)

私は入院経験はありますが、ペースメーカを使用しない人間なので、以下は強者の論理かもしれないことを予めお断りしておきます。
個人的な意見だが、携帯電話がペースメーカに直接的に与える影響はいわれるほど多くないと思う。携帯電話、ペースメーカの双方の改良によって携帯の電磁波がペースメーカに影響与えることは、現在ではほとんどないんじゃないかと思っている。
むしろ問題なのは、携帯電話を使っている人を見ることによってペースメーカを使用している人が恐怖を感じることだと思う。これは、携帯電話が普及した時に必要以上に「ペースメーカの影響を考慮して電源をお切りください」というアナウンスをした電車会社やマスコミ等に問題があると思っている。
もし、仮に携帯電話がペースメーカに影響が少ないとして、病院の中で携帯を使っても大丈夫となるためには、専門家が「携帯電話はペースメーカに影響がない」と言うことが重要だと思う。その点、

田中副病院長は「社会的反響や反発もあるかもしれないが、約半年たっても何も事故は起こっていない」と、使用解禁に自信を見せている。

とのことだ。色々と大変だと思うが、なぁなぁで病院で携帯を使っている人がいる現状なので、この試みは是非頑張ってほしいと思う。