日亜化学、特許出願見合わせも

http://www.asahi.com/business/update/0604/123.html

↓はスラッシュドットの議論
http://slashdot.jp/articles/04/06/06/114210.shtml?topic=54

そんなに数を読んだわけではないのだが、マスコミ報道的には青色LEDの発明者の中村氏に対して、概ね批判的な論調が多かったように思う。確かに200億って破格だからね。どちらに問題があったのかはよくわからないけど。
一部の週刊誌に「研究者が研究できるのは企業があるから」という論調の記事が載っていたが、こうなってくると鶏(企業)が先か卵(研究者の成果)が先かという不毛な議論のスパイラルに陥ってしまうのであまり健全ではないね。
そもそもほとんどの研究者っていうのは、青色LEDほど対価を払っていいと思える発明が出来ていないというのが現状です。それを飛び越して「相当の対価を払うべきだ!」「いや、そんなに払わなくて良い!」という研究者vs経営者の論争をしても仕方が無い。そんなに大それた特許なんて滅多にないっての。チャンチャン。(ビートたけし風にまとめてみました)