ジェネジャン〜戦争〜

今、テレビでやっていました。戦争仕方ない派と戦争反対派。全般を通じて論点が完全にずれていた。
戦争が仕方ない派は、外交手段としての戦争を語っていて、戦争反対派は人が理由も無く死んでいく戦争を語っている。戦争仕方ない派は歴史の事例とかクルド人虐殺とかで議論しようとしているのに対して、戦争反対派は実際にイラクに行ってきた人などが、具体的な事例の積み重ねで議論を進めている。お互い違う土俵で議論しているので答えは一生出ない。残念ながら相手の土俵に乗って議論が出来るほど頭がいい人がいなかったので、身のある議論になってなく、最終的には「人が死ぬ戦争は反対すべき」という、ある意味でありがちなヒューマニズムに帰結している。番組で議論する以前からわかりきっている結論。こういう話題は朝生とかNHKとかでやるべきなのかな?
自分は最終的には戦争反対派ではあるが、戦争仕方ない派になるのも理解できる。団塊の世代共産主義的な学生運動しているのを見て、頭悪いなと思っちゃったんじゃないかと思う。それで、戦争反対派でデモ行進をやっている人とか見て、自分に酔いしれているんじゃないの?と思うのかもしれない。現に自分も最近までそう思っていたし、実際酔いしれている人も何人かいるのだろうと思う。
ここで、一つの仮説。戦争仕方ない派はインテリで、実際戦争が起こっても自分は行かない、もしくは研究者や政治家として参加するから弾丸が飛び交う現場には行かないと思っている人が多いんじゃないかな?「事件は会議室で起きているの」というやつである。実際に、番組に参加しているジャーナリスト志望の高校生はサイレントマジョリティの例を出して「少数のものがデモ行進をすることで、政治が動かされるのはおかしい!」という趣旨の発言をしていた。つまり、インテリである政治家こそが偉いという思想である。戦争仕方ない派は大学生が多かったのだが、高学歴が多いんじゃなかろうか。
最後に2chのスレで印象深かった発言をコピペ


http://live8.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1088265368/
728 名無しさんにズームイン! sage 04/06/27 01:23 id:rSs+rBk0
こいつらの問題点は、感情と現実、歴史と倫理をゴチャマゼにしてる点だ。
判らないなら、勉強してから出直せというだけだ。
おそらく、ここの「こいつら」は出演者全員だろう。自分も勉強して出直します。
参考:華氏911レビュー(id:TomoMachi:20040625)