抗がん剤イレッサの副作用に関する調査

肺がん用抗がん剤イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)で、副作用の重い肺炎を発症する確率が5.81%に上ることが25日、わかった。米国での発生率は0.3%程度で、02年の承認当時は副作用の少なさが期待されたが、これまでの抗がん剤と変わらなかったことになる。
 輸入販売元のアストラゼネカ社(大阪市)が全国615の医療機関イレッサを投与された3322人を分析した。

遺族から訴えられているというこの状況で、販売元からこういうレポートが出てくるとは、何か意図があるのだろうか。
承認から2年たったので、学術的にも評価できる年数になったということかも知れないけれども、い抗がん剤の承認というのは日本での臨床評価が不十分なために、こういうリスクがあるということが、医療受ける側としても良くわかったんじゃないだろうか。