Winny事件の冒頭陳述詳細

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0409/01/news094.html?c

本編とは関係ないですが、「確信犯」って言葉が正しい意味で使われていますね。
Winnyは料理に使う包丁によく例えられる。包丁は料理をする道具だが、人も殺せるというわけだ。Winnyも違法行為は可能だけれども、流通としては次世代の技術であるということである。正直、この例えが正確かどうかはわからないが、Winnyを違法行為の道具としてみている人が多いのではないか、という所が包丁とは異なるような気もする。
Winnyの合法利用を主張する人を尻目に、同じP2PBitTorrentはファイル配布の手段として、認知され始めている。Fedora CoreMozillaKNOPPIXなどはBitTorrentでも配布されている。P2Pの合法利用とは正にこのことを言うのだろう。
P2Pの有効性はわかるものの、なんで各ディストリビューターが一斉にBitTorrentを使い始めたのだろうか。一つにBitTorrentオープンソースであり、マルチプラットフォームであることから、Linuxでの使用が容易だったということ、ファイル配布のための効率的な実装がなされているという点で、過去のP2Pクライアントとは異なるようだ。しかし、ここに来て急にBitTorrentが使われ始めた理由はわかりません。
話がそれましたが、もし仮にWinny作者が有罪になったら、世の中のフリーソフト業界は衝撃だろうな・・・。もちろん、そうなって欲しくないし、そうなっちゃいけないと思うけど。