仕事の引継ぎの考え方

仕事の引継ぎとは、仕事の方法論だけでなく、核となるポリシーを引き継ぐことでもあるのではないだろうか。
昨日のid:shibacho:20050516:p2 で上司とけんかした、という話をしたが、実はあまり深刻には考えていなくて、これから話し合いで議論を戦わすことにより、お互い成長できそうだと思っているので、チャンスと考えているのだ。
むしろ、その上司の一個下の人(自分を直接指導する人)が問題。昨日けんかした上司は、一度今の職場にいた人で、一旦その職場を離れた後、昨年の10月に戻ってきた。その人が、今の部署の仕事のやり方とかを旗振って決めていった所があり、それがある程度うまく回っている感じだ。
しかし、その下の人(以下直接指導者)は仕事のやり方は十分引き継いだものの、そのやり方をする元となった考え方については見事に継承されていない、と感じる。そのため、やり方をトレースするだけで、時代の潮流にあわなくなったらやり方を見直そうという発想にならない。自分は、今の仕事のやり方について、違和感を感じる部分も多いのだが、色々疑問点をぶつけても釈然とした答えは返ってこない。その原因としては、おそらく、直接指導者が上の人に言われたことをオウム返しに、自分に言っているのだと思われる。
じゃあ、業務改善した方がいいと思って色々提案しても、「じゃあ君やってよ」と投げやりな態度になることがある。別に自分がやるのはいいんだけど、投げやりな態度には腹が立つ。自分が、業務改善の施策を行った所で、その人が協力的にやってくれるとは思えないからだ。ここら辺のギャップが、話し合いで溝が埋まるならいいけど、そうじゃないと悲しい・・・
あと、もう一つは直接指導者に「君のプレゼンは視点がおっさんくさい」と言われたことが、、、。まぁ、自分の貢献やアクティビティを語るべきプレゼンで、今の部署全体のことを言いすぎた(管理職の視点から見ていた)からそういったのだと推測されるが、今の自分の仕事の必要性を再確認するのに、部署全体から見て自分の仕事はどうなんだ、と俯瞰することがそんなにいけないことだろうか。若いから、あまり全体のことを考えすぎずに突っ走ってくれという意見なのだろうが、終身雇用でない今の時代を考えると、若いうちから管理職的な視点を持つことだって十分重要だと思うのだが。。。