海外への情報発信の方法論 -研究成果を世界へ広めよう-

https://secure1.gakkai-web.net/gakkai/fit/program/html/event/pdf/041kanatani.pdf

FIT2005イベント企画での発表資料なのですが、素晴らしい内容です。
目から鱗が落ちました。
タイトルは「海外への〜」となっていますが、始めは「研究とは何か」という見出しからスタートしており、査読者を含めた「人に理解されてこその研究だ」、というテーマが全体を通して貫かれています。
一つ引用するならばこの部分

やはり、コツコツと研究に打ち込めば自動的に評価されると思い込んでいるようである.評価を勝ち取るのも自分の仕事で,それは人間関係に基づくということを知らないらしい.研究者とは製造業者とセールスマンを兼ねた存在である(やがて経理や管理や組織運営もするようになる).これを理解しない人は研究者に向いていない.

自分が研究し生み出した成果を自分で売り込む。なんと素晴らしいことなんだろう。
自分が研究者を選択して間違いではなかったと鼓舞されるフレーズでした。