竹中平蔵氏が語る郵政解散の舞台裏

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/392649
はてなブックマーク注目エントリーに上がってましたが、中々面白い記事です。特に、国鉄電電公社の民営化との差異についても触れられています。
個人的に

問 特殊会社でしかないNTTの民営化とは比べものにならない、いい出来栄えというわけですね。

から始まる竹中平蔵の答えに驚いた。

答 銀行と保険会社はいきなり商法上の一般法人を作るわけですが、今まで行われた民営化で、いきなり一般法人というのは初めてです。その意味では、私は(明治政府が実施した)官営八幡製鉄所の払い下げ以来だと思っています。それだけ民営化の趣旨を強く貫いたつもりなんです。
民営化した後は何も規制をしない。例えばローソンが東京三菱銀行の株を持つのならば、一般のルールの中で持っていればいいわけでしょう。持ったらいけないという法律はないじゃないですか。
だから銀行や保険会社が民営化された後は、例えば窓口会社が、銀行法保険業法独占禁止法などのルールの中で持つことを妨げることは民営化の趣旨に反する。我々はそう言っているだけなんです。

郵貯簡保については規制をしないという。それらに対して規制法案が出てないとはびっくりした。特にいきなり300兆の資金を持つスーパーメガバンク郵貯は絶対に何か規制をかけると思ったからだ。
でも、これって裏を返せば郵貯簡保の資金を狙うアメリカの規制改革要望書に沿っているってことで、アメリカの言いなりになっているって批判も食らうんじゃないかなぁ。
素人の意見でした。