Joomla! のテンプレートを国際化するには

Drupalを抑えて2006年 Open Source CMS Awardに輝いたJoomla! に興味を持ちました。これはCMSの一種なんですが、テンプレートチェンジャーってのが標準で入っていて*1、各種テンプレートをサイトを見ている側から簡単に変更できるのが大きな特徴です。日本のデモサイトでもその様子がわかります。

http://demo.joomla.jp/

Joomla!の日本のコミュニティサイトが日本語化されたJoomlaを提供しているのでありがたい限りなのですが、やはり日本ではややマイナーなためか、テンプレートの類は海外のサイトにおいてあることが多いのです。それをそのまま持ってきても日本語が文字化けしちゃうことが多いようです。
そんな時は、テンプレートのアーカイブに含まれるindex.phpの出だし部分を以下のように書き換えると良いようです。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
 "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<?php defined( '_VALID_MOS' ) or die( 'Direct Access to this location is not allowed.' ); ?> 
<head>
  <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-8859-1" />

を以下のように変える。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
 "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<?php $iso = split( '=', _ISO );
echo '<?xml version="1.0" encoding="'. $iso[1] .'"?' .'>';
?>

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<?php defined( '_VALID_MOS' ) or die( 'Direct Access to this location is not allowed.' ); ?> 
<head>
  <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />

要はmetaタグの定義がiso-8859-1になっているのをUTF-8に変えればよいというだけの話です。
これで良いJoomla!ライフが送れますネ。

*1:サイト上に出すためには設定が必要