レビュー - ウェブ時代をゆく
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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超悲観論であるひろゆき著「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」asin:4594053882
とあわせて読みたい本。超理想論の本です。現状に疑問を抱いている人が読めばかなり元気付けられると思います。
なぜ、元気付けられるか、というと、とことん理想的な精神論を語っているからです。そこには瑣末なネガティブ情報は書かれていません。思考実験と称したシナリオも散りばめられています。
事例としてはオープンソースの話が多いかなと思います。オープンソースコミュニティに貢献したい、あるいは貢献している人ならうなづける話も結構多いのではないでしょうか。ただ、逆にオープンソースというのは、ソフトウェアの品質や実装について、かなり厳しく見られるので、そのあたりは注意した方が良いでしょう。
個人的には文系のオープンソースはないか?と本書の中で梅田氏が言っていますが2ちゃんねるじゃダメなのでしょうか。。。
ただ、2つの本をあわせて読んで思ったことは、唯一確実に言えることは人生の時は有限であるということ。「バカの壁」で有名な養老孟司の言っている「ヒトの死亡率は100%」ということだけが真実なのかな、と思います。
というわけで以下の本もお勧め。
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 新書
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