船場吉兆の労働組合について

船場吉兆解雇の元社員、団体交渉を要求
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080601AT5C3101431052008.html

ことの経緯はよくわからないんだけど、もう船場吉兆が先細りなのは誰の目から見ても明らかで、こういう時にさっさと次の職場の転職活動をやらずに団体交渉に時間を費やすのって、果たして得策なんだろうか、と思ってしまう。社長が私腹を肥やして、労働契約法に違反していたから、損害賠償請求できると見たのだろうか。それはそれで別に否定はしないけどね。

まぁ、山一證券は破綻しても社員には次の職場を斡旋してくれたということがあったみたいだけど、労働組合活動ってある一線を越えた時から不毛になると思っちゃうのは俺だけかな。まったく組合がないと、ものすごい勢いで労働力が買い叩かれたり、派遣をいいように使われて大変になっちゃうけど。結局バランスの問題になっちゃうんだろうな。