BeOS会談に参加してきました。

http://d.hatena.ne.jp/shibacho/20040529#p1 に書いた、BeOSグループとBernd氏の会談に参加してきました。SHINTAに頼んだら運良く参加することができました。超ぎりぎりであったにも関わらず、このような機会に参加することを快諾してくださったJPBE.netの方々に感謝いたします。オフ会的なものに参加するのはこれが初めてでしたが、参加された方々は皆聡明な人達でした。コミュニティを回していくのも大変だなと思ったり。
細かい内容についてはそのうちJPBEの方にレポートが載ると思うのでここには書きませんが非常に有意義な会談でした。最初はZetaのリリースが遅れているので、問い詰めるような方向で進むかと思いきや、Bernd氏のデモを見せてもらったらそんな思いは吹っ飛びました。これはマジで凄いことになっている!秋葉原のZetaイベントでがっかりした人も、期待していいと思います。逆に、これだけいいものが出来ているのだから、日本のユーザ向けのアピールの方法を考えなきゃなぁと思った次第です。近いうちいいニュースが聞けそうですよ。
全体として思ったことは、アジア圏の言語にまつわる問題(IME周りとか)については、やはりアピールしてもらわないとわからないようだ。日本人は奥ゆかしい人が多く、日本語化パッチなどを作るときも、こっそりやってしまう人が多いと思うのだが(WinAMPとか)、これからはオフィシャルにがんがんメールを出してコミットしていく時代なのだろうと思う。BeOSはネイティブにUTF-8をサポートしていて、日本語周りの問題は出にくいというのがウリではあるが、やはり入力システムやその他もろもろのことで問題が出てしまうので、そのことについて要望を出すべきだと思いました。逆に、要望を出さないと、英語圏ヨーロッパ圏の人達はわからない(そもそも問題意識がない)ので、がんがん要望は出して行きましょうね。せっかくLocale Kitという仕組みが出来たことだし。
今回、OSの開発元の人ってどういうことを考えているのか聞きたかったというのがありますが、メールのやり取りと実際会って話し合うのとでは、理解度が全然違うなと思いました。やはり、空間と時間を共有してでしか分かり合えないことというのは確実にある。コミュニティも掲示板だけじゃなく、どんどんオフ会定例会とやって意思疎通を図った方が、回りやすいのかなと思いました。
最後に自分の英語について。英会話教室の効果もあってか、Bernd氏となんとかコミュニケーションを取ることが出来たが、やはりBernd氏はわかりづらかったようだ。そのことについて考えてみたんだけど、主従の関係が間違っている文章が多かったように思う。特に受動態を適切に使えてなかったように思う。三人称単数のsとか、more mostの比較級の使いどころなんか間違っても別に問題なさそうだったけど、主従の関係はそのまま文章の理解しやすさに直結するので、注意しなければいけないなと思いました。精進が必要です。